HOME > お知らせ
お知らせ
お知らせ・イベント
ボランティアさんに初めての路上巡回活動レポートを書いていただきました
今回は、初めてささしまサポートセンターの巡回相談ボランティアに参加してくださった服部恵さんにレポートを書いていただきました。ささしまサポートセンターではいつでも活動に参加してみたい方も、現場は難しくても広報や事務ならやってみたい!といった方も募集しています。ご自身の得意なこと、好きなことを生かしてボランティアをしてみませんか。
https://www.sasashima.info/bosyuu/
————
小雨が降る7月14日、JR鶴舞駅を起点に6人で巡回相談活動を行いました。初めての2人といつも活動に参加されている4人でした。鶴舞中央図書館内で野宿者の方に目をかけてくださる職員の方に挨拶をして、その後鶴舞公園内で大きな荷物を抱えて移動されている方1人に声を掛けました。
その後、千早から東へ100メーター道路高架下を巡回しました。お声かけをできた人は、8人、お渡しできた食品の数は10個でした。
アルミ缶の回収袋がうずたかく積まれている場所でテントや小屋掛けされている人たちに体調や困りごとなどをお聞きしました。皆さん、にこやかに話しをしてくださる方ばかりでした。野宿はほとんどの方がすでに長く経験されていて、生活もそれなりに落ち着いているように見えました。
木曜日の炊き出し相談会などの情報をご存じの方が多くおられましたが、「そこには行かない」とおっしゃる方も結構みえました。
九州出身のAさんは、アルミ缶が1キロ190円で週に5日働き、「朝食も松屋の定食を食べてるよ。夜もよく眠れる、眠れる」と話されました。Bさんは、高校生のボランティアにとても元気に陸上競技の話をされてました。若い人と話ができるのが楽しそうでした。
愛猫と一緒に暮らすCさんは、体調に問題は抱えているようでしたが、料理も自分でして、近くの銭湯にも行くなど自立した様子でした。すでに9年近い野宿暮らしも年金がもらえる65歳になったら辞めるようなことをおっしゃってました
「食品は自分は要らないからほかに回して」という方もおられて自立されていますが、今後、健康状態や環境が変われば状況も変化すると思われます。そんな時に、いつでも支援につながることができるための巡回活動の重要性を痛感しました。(服部 恵)
★活動を支える寄付を常に募集しています★
https://www.sasashima.info/donation/
☆Amazonほしいものリストはこちら(缶詰やレトルト食品、飲料、お米、カミソリ、タオルなどが不足しています。ぜひご協力をお願いします。)☆
https://amzn.asia/06KGSP8