ささしまサポートセンター（SSC）では、コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部の活動を休止しています。SSCの活動はその始まりとなる1970年代からずっと、ボランティアの有志によって支えられてきました。ボランティアの皆さんの気持ちと、心身の安全を尊重することを大切にしたいと考えています。

同時にSSCの活動は、感染症の問題がなかったとしても心身の健康や生活に不安が大きい人と共にあるものです。そのため、全ての活動を休止することはしません。ボランティアの医師や保健師などのアドバイスを守りつつ、私たちの出来る範囲で活動を続けていきたいと考えています。

【休止している活動】

・アパート訪問活動
・多くの人が屋内の会場に集まって同時に行う活動（みちくさカフェ、オリーブの会、絵画教室など）

【継続している活動】

・炊き出し会場での医療・生活相談（時間の短縮を検討中）
・事務所での相談活動（相談室にビニールの幕を作る等の対策をして活動）
・中村福祉事務所での同行支援活動（マスクの着用等の対策をして活動）
・巡回相談、夜回りの活動（マスク着用、参加メンバーを少なくする等の対策をして活動）
・その他、個別に生活支援が必要な人へのサポート（大人、子ども問わず）など

幸いにも各所からマスクの寄付をいただき、相談に訪れた方に数に限りはありますがお渡ししたり、相談活動に従事するボランティアが着用することも、現在のところはできています。同時に、ボランティアさんに対しては下記のような呼びかけを行い、必要な方に長く支援を届けるためにも、今は慎重な行動をお願いしています。

１．不安や心配がある人は、遠慮なく活動を休んでください

SSCの活動の多くはボランティア活動です。無理して続けるものではありません。感染拡大が続く中、活動に参加することに躊躇する方もいると思います。ご家族や周りの方が心配されている方もいると思います。活動現場への移動が感染リスクを高める可能性もあります。
「困っている人がいるのに…」と後ろめたさを感じる人もいるかもしれませんが、SSCの活動は、感染拡大が収束した後も社会的に必要とされ続けます。今はこういう状況ですので、不安や心配があるのであれば、遠慮なく活動を休んでください。
特に、発熱や咳などの症状や体調不良がある人は、感染拡大を防止する意味でも活動を休んでください。

２．活動を継続する場合は、感染拡大防止にお互い留意しましょう

活動を続ける場合は、参加者同士で感染防止の対策を十分にとってください。体調管理、検温、手洗い、3密の回避など、一般的に言われている感染防止策にお互い留意しましょう。

◆活動を支えるご寄付を募っています

生活に困った時にいつでも相談でき、お互いに支え合える場所を長く続けていくために、皆様のご協力をお願いします。
https://www.sasashima.info/donation/