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2025 年09 月14 日掲載:

名古屋市立看護学部のみなさんが実習に来てくれました

ささしまサポートセンターの活動現場には多くの学生さんが見学や実習、ボランティアに来ていただいています。この夏、炊き出し会場での生活・医療相談を体験された名古屋市立大学看護学部のみなさんが実習の経験をレポートにしてお送りくださいました。その一部を紹介させていただきます。

「想像していたよりも身なりの整った人が多く驚いた。生活困窮者の中には、「黒く汚れた衣服を着用していると、見た目でホームレスと判断され、周囲に不快感を与える」と考え、3日に1回は入浴をしたり、衣服をクリーニングに出したりする人もいる、ということを学んだ。また、炊き出しに集まった生活困窮者の中には、自ら率先して炊き出しの手伝いをしたり、掃除をしたりする人達の姿もみられた。これらのことから、生活困窮者もコミュニティの中で生活していると強く実感した。」

「中には、支援によって金銭的には自立できるようになっても、人とのつながりを求めて炊き出しに参加する人もおり、このことから、支援は経済的な側面だけでなく、孤立の解消やコミュニティ形成にも重要な役割を果たしていると感じた。また、炊き出しの参加者の中には、限られたお金をタバコやこだわりの服装、小物などに使う人もおり、生活資源が限られていても、人によってこだわりや優先順位は異なることを知った。これらは、その人にとって大切な価値であり、尊重すべきであると感じた。」

「今後、医療機関で看護師として働く中で、生活医療支援で出会ったような生活困窮者を担当することもあると考えられる。その際には、生活困窮者としてみるのではなく、コミュニティの中でともに生きる多様な背景をもつひとりの人として、その人の望む生活を送ることができるよう支援してきたい。」

「活動には、医師やボランティア団体といったさまざまな立場の人が関わっていた。会場では、来場者への血圧測定や体調の聞き取り、持病の相談などが行われ、必要に応じて医療機関への橋渡しも実施されていた。相談を受ける人の多くは日常的に医療を受ける機会が乏しく、こうした場が数少ない健康確認の機会となっていることに気づかされた。

また、現場で「大阪から歩いて来た方もいる」と伺い、生活に困難を抱える人々が県を越えて支援を求めている現実を知った。このような支援は名古屋だけでなく、他の地域でも行われているのかという疑問が生まれたと同時に、地域格差や支援体制の広がりについても考えさせられた。今回の活動を通して、現場では「その場限りの支援」ではなく、継続的な支援につなげることの重要性や医療の力が届きにくい場所にこそ、地域の連携による包括的支援が求められることを学んだ。」

学生さんが現場に来てくれると、私たちも普段の活動を見直すきっかけになります。学生のみなさんもそうでない方も、お気軽にボランティアの見学、体験にお越しください。(事務係:石黒)

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