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【子どもの居場所まいまい】現在の穴水市のお話を聞きました
「テレビでは仮設住宅が建ったとか、水道が復旧したと言われるので復興が進んでいるように思うかもしれないけれど、現地の状況はまだとても厳しい。壊れた家を直すこともできないまま住み続けるしかない人がたくさんいます」
子どもたちの居場所「まいまい」では4月13日(土)、石川県穴水市に定期的にボランティアに行かれている「寿々グループ」の岩田さんから被災地のお話を聞きました。
寿々グループは名古屋市中村区に本社を構える、愛知県内各地で介護事業を展開する企業です。「まいまい」が地域の皆さんと一緒に開催しているフードパントリーでは、寿々グループさんは自社の厨房で作ったカレーライスを提供して参加された皆さんにも大好評です。
「まいまい」では前回のフードパントリーの時に集まった食品のうち、配りきれなかった14袋分を、岩田さんにお願いして穴水市の皆さんにお届けいただいていました。
「山がひとつなくなってしまうほどの大きな地滑りがあった地区もある」「なかなか電気やガスが通らず、寒い中アルファ化米に冷たい水をかけて食べるしかなかったことも」など、被災地の様子に子どもたちはびっくり。「校舎が壊れて、みんなでいっせいに県外へうつった中学校のことをニュースで見ました。もう学校は始まっていますか?」と質問する子も。学校は再開したけれど仮の校舎を使っていることが多いこと、校庭にまだ自衛隊の車がたくさん停まっていてまだ以前のようには遊べない学校もあること、家族で別の市や県に引越した人も少なくないことを教えていただきました。
その後、みんなで「地震がきたときのために非常食を準備しよう」「普段から家族とどこに避難するか話し合っておこう」など、自分たちが今できることについて話し合いました。
岩田さんからは「みんなが託してくれたカレーやラーメン、お餅は穴水市の皆さんにとても喜ばれました。メッセージカードを読んで『見ず知らずの私たちに、こんなにしてくれるなんて』と感激されていました。みんなの優しい行動が、被災地の人を勇気づけています」とお伝えいただきました。
岩田さんはこの日、まいまいのみんなのためにオムライスと唐揚げのランチも作ってきてくださいました!岩田さん、本当にありがとうございました。
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