ささしまサポートセンターでは、毎週木曜の夜、若宮大通りの高架下（成田山萬福院前）で開催されている炊出し会場の一角をお借りして、生活相談・医療相談を行っています。

今回は名古屋市立大学看護学部１年生のお二人が相談ボランティアの体験に来てくれました。
初めての相談ボランティアということで、活動の前に先輩ボランティアからお二人に簡単な活動紹介を行いました。

炊出し会場での相談活動は、その場ですべてを解決できるようなものではないこと、必要に応じてサポートセンターの事務所や福祉事務所等の相談や、ふさわしい支援団体等につなぐ入り口でもあること。

また、すぐに悩みを打ち明けてくれる人は少なく、ちょっとした挨拶や、物品をお渡しすることで少しずつ信頼関係を作っていくことが大切、といったアドバイスもありました。

また、炊出し会場は食事などを提供するだけの場ではなく、野宿生活をしている人、以前は野宿をしていたが今はアパート生活をしている人、そして支援団体にとっての交流の場であり、情報が集まる場所でもあると説明されました。

この日は名市大のお二人に加え、実習中の医学部の学生さんが医療相談を手伝ってくれたり、名古屋市内の別の場所で炊出しを行う団体「オアシス」のスタッフさんもお越しいただきました。

生活相談のボランティアは、特に専門的な知識は必要ありません。毎週木曜の18：30～20：00ごろまで活動しております。一緒に活動してくれるボランティアさんを募集しておりますので、興味のある方はぜひお問合せください。