HOME > お知らせ

お知らせ・イベント

2023 年08 月31 日掲載:

『なかむらこどもフードパントリー2023夏』を開催しました

ささしまサポートセンターでは、地域の支援団体やお店の方と協同で「フードパントリー」を開催しています。
悩みや困ったことがあっても相談しづらい、誰に話していいか分からない・・・という子どもや子どものいる家庭のみなさんとつながるきっかけを作ろうと、事務所などで定期的に開催しています。
7月に稲葉地公園で行ったパントリーのレポートを、ボランティアの丹羽さんに書いていただきました。
——
7月16日(日)に中村区の稲葉地公園で「なかむらこどもフードパントリー2023夏」を開催し、子どもたちに食料品やお弁当などを配布しました。夕暮れ時とはいえ、厳しい暑さが残る中多くの方々に参加していただきました。
事前の準備や当日の運営には、ささしまサポートセンターの子ども支援事業に参加しているボランティアの方々や子どもの居場所づくり事業「まいまい」に参加している子どもたちにも協力してもらいました。
手伝ってくれた子どもたちは、言われたことをきちんと実行してくれた他、当日は自ら稲葉地公園で遊んでいる子どもたちに声を掛けに行き、イベントへの参加を促してくれました。
その姿に感心したとともに、子どもたちにとっては、自ら行動し、自分たちのやっていることを人に説明することの難しさを感じ、学校ではなかなかできない学びを体感することができたのではないかと思います。子どもたちの勧誘のおかげで1組のご家族が参加してくださり、自分たちの行動が成功につながったことも嬉しかったです。
今回のイベントには計画段階から携わらせていただき、私自身学ぶことが多く、非常に貴重な経験でした。
「人とのつながり」を広げることがフードパントリー事業の一つの目的だと思いますが、そのつながりが真に豊かな生活を支える土台になるのではないかと感じています。
事後アンケートの結果を見ると、地域とのつながりがほとんどない人や困った時に相談できる人がいない、もしくは家族や友人のみという方が多く見られました。第三の拠り所をつくることは子どもだけでなく、その保護者にも必要なことだと思います。
地域全体で子育てを支えていくことは、子どもたちが安心して成長できる社会へとつながります。今回のフードパントリーはその一助になったのではないでしょうか。
最後に、今回のフードパントリーにご協力いただいた方々にこの場をお借りしてお礼申し上げます。
次のクリスマスに開催する時は、さらに充実したイベントとなるように努めていきます。
(学習支援Smyleサポーター及びなかむら・こどもパントリー実行委員、丹羽俊輔)
————————–
★活動を支える寄付を募集しています★
☆Amazonほしいものリストはこちら(食品、タオル、カミソリなど募集中!)☆